今回は、子どもが絵本に興味がないはなぜなのかについて紹介していきたいと思います。
子どもに絵本の読み聞かせをしたいのに集中して聞いてくれないと、子どもが絵本に興味を示してくれずに、困っている親もいるのではないでしょうか。絵本の読み聞かせをすることで、子どもの語彙力や想像力などが育つと言われているので、親としても絵本を通して優しい気持ちなどを持ってもらいたいなど思うと思います。
しかし、「うちの子はどうも絵本に興味がないみたい」、「全然読み聞かせを聞いてくれない」、「飽きてすぐ違う遊びをする」など子どもが絵本に興味を持たないのはなぜなのかの理由と、対処法についてお伝えしていきます!
気になる方は最後までご覧になってくださいね。
- 子どもが絵本に興味がない
- 子どもに絵本に興味をもってもらうには!
- 【年齢別】子どもが興味を持つ絵本を紹介
子どもが絵本に興味がない理由とは
私が幼い頃大好きだった絵本買った
私は懐かしさで泣きそうだけど息子は興味なし😂そのうち読んでくれるといいな〜
この絵本読みすぎてハスキー好きなんだ pic.twitter.com/kyRgUPVhcN— まる★書籍発売! (@shishishishimr) May 21, 2020
子どもに読み聞かせをしたいのに、絵本に興味を持てない子どもがいるのはなぜでしょうか。自分の子どもの時に好きだった絵本をわが子と共有して楽しみたいなどと思っている親もいますよね。
子どもが絵本に興味を持てない理由を2つ紹介していきたいと思います。
言葉や絵に興味を持てる年齢ではない
年齢にもよりますが、言葉や絵に興味の持ち始める年齢ではないときに、一生懸命読み聞かせをしようとしてもうまくはいきませんよね。単語を話せるようになる1歳児頃から、絵本を1冊読むとかではなく、子どもが興味を持っているページを繰り返し楽しんだり、絵を見て親子で会話を楽しむくらいから始めてみると、少しずつ子どもも絵本の言葉を覚え始め、絵本に興味を持っていくようになると思います。
絵本の話の内容に興味が持てない
単純に選んだ絵本が、子どもの興味をそそる内容ではなかったということもあります。文字ばかりでお話が長かったりすると、なかなかじっと座って絵本を見続けるのは子どもはとても難しいですよね。年齢に合わせた絵本選びがとても大切になってきます。
また、絵本をめくることだけが楽しい時期もあります。うちの子は絵本に興味がないんだなとすぐに落胆することなく、絵本をめくるということを楽しませつつ、言葉が通じてきたころから少しずつ絵本の中の言葉を発してあげるようにしたり、絵本に興味を持てるような絵の本を選んでいったらいいでしょう。
子どもに絵本に興味を持ってもらうためには?
子どもが絵本に興味がないと悩んでいる親は、そういう時はどのように対応していったらいいのか分からないという親もいるのではないでしょうか。子どもに絵本の読み聞かせをしても聞かないときは、無理に1冊読み終えようとするのではなく途中で終わってしまっても大丈夫です。子どもの興味はその都度移り変わります。
親としても、1冊読み切らないとなど変に肩に力を入れるのではなく、途中で飽きるときもあるよねくらいの気持ちで絵本の読み聞かせをしているほうが気持ちは楽ではないでしょうか。
子どもに絵本に興味を持ってほしいから、最後まで無理やり絵本を読み聞かせるとかではなく、絵本に興味を持ってもらうためにも、子どもが好きな題材の絵本を用意してみたり、途中で飽きたときは、おしまいにしたりと無理強いさせずに、絵本を好きになってもらうところから少しずつ始めていくといいでしょう。
子どもに絵本に興味を持ってもらうためには、親が興味を持ち楽しんでいることで子どもも自然と集中して絵本の読み聞かせを聞いてくれることもあります。親も子どもと一緒に楽しむということが大切です。
子どもが絵本の読み聞かせを聞かないときについては、【2022】子どもに絵本の読み聞かせは効果なしと言われる3つの理由を記事にまとめているので、ぜひ読んでみてくださいね。
子どもが興味を持つおすすめの絵本を紹介!
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本屋さんに行くと、たくさんの絵本が並べられていてどの絵本を選んでいいのか悩んでしまいますよね。自分が子どもの時によく読んでいた本を選んでみるのも、子どもも興味を示してくれるかもしれませんね!
子どもに絵本に興味を持ってもらいたいと思っている親のために、0歳から5歳別にそれぞれ子どもが興味を持つ、おすすめの絵本を紹介したいと思います。
0歳児が興味を持ちやすい絵本
0歳の子どもには、読み聞かせをするというよりは絵を見て一緒に楽しめたり、擬態語や擬音語が多く使われた絵本を選ぶことで、親が発した言葉に反応してくれたりと可愛らしい姿が見られるかもしれません。
また、誤飲を防ぐために0歳の子どもに絵本で遊ばせるときは、厚紙の絵本を選ぶようにするのがおすすめです。
- しましまぐるぐる/学研プラス
- いないいないばあ/童心社
- まんまるまる/角川書店
- おつきさまこんばんは/福音館書店
本屋さんにもよく並んでいる絵本だと思うので、すぐに見つけることができると思います。他にも絵本の選び方として、絵がカラフルで大きいものを選ぶようにするのも子どもの興味を引くことができます。
1歳児が興味を持ちやすい絵本
1歳へのおすすめの絵本は、リズム感のある言葉遊びが楽しめる絵本を選ぶのがおすすめです。歌が絵本になったものなどは子どもと一緒に歌って楽しめたり、繰り返しの言葉の絵本を見て子どももマネをして言葉を発してくるようになります。
- だるまさんがころんだ/ブロンズ新社
- どんないろがすき/フレーベル館
- うずらちゃんのかくれんぼ/福音館書店
- きんぎょがにげた/福音館書店
だるまさんがころんだは、絵本のキャラクターの動きのマネをして楽しむことができます。動きをマネする絵本を取り入れることで、子どもも体を動かしながら、絵本は楽しいものだと認識しやすくなり、絵本へ興味を持つきっかけにもなるかもしれません!
2歳児が興味を持ちやすい絵本
2歳の子どもには、クイズ形式になっている本を選ぶことで、子どもももっと絵本に興味を示し集中してくれるでしょう。また、お着替えなど自分でできることが増えてくる時期でもあるので、自分からお着替えなどをしたくなるような絵本を選んでみたりと、その時の子どものできることを増やしてくれるような絵本選びもいいと思います。
- やさいのおなか/福音館書店
- ねないこだれだ/音館書店
- はらぺこあおむし/偕成社
- はけたよはけた/偕成社
2歳になってくると3語文を話すようになり、ますます言葉も増えてきます。クイズ形式の絵本や一緒に歌を歌える絵本を選ぶことで、まだまだじっと座っているのが難しい年ごろでもあるので、親と会話を楽しみながら楽しめる絵本を選んでみると絵本に興味を持ちやすくなるのではないでしょうか。
3歳児が興味を持ちやすい絵本
2歳の絵本とはまた変わり、物語が強い絵本を選んでみるのがおすすめです。しかし急に文章が多すぎても飽きてしまうことがあるので、絵本の中にキャッチーな言葉があるなど、子どもが絵本を読み聞かせしてもらいながらも、一緒に声を出して楽しめる絵本を選んでみてください。
- おばけのてんぷら/ポプラ社
- 三びきのやぎのガラガラドン/福音館書店
- へんしんトンネル/金の星社
- もったいないばあさん/偕成社
へんしんトンネルは、トンネルを通ると言葉が変身するという面白い絵本なのですが、子どもと一緒に言いながら読み聞かせをしてみるともっと絵本を楽しめますよ。
4歳児が興味を持ちやすい絵本
絵本の世界を楽しめる物語性のある絵本を読み聞かせてあげることで、子どもも絵本の世界にはいりこみ楽しむことができ、興味を持ってくれやすいでしょう。好きなキャラクター、好きな動物が出ているなどの絵本を選ぶのも絵本へ興味を示すきっかけとなることもあります!
- かいじゅうたちのいるところ/冨山房
- ねぇ、どれがいい?/評論社
- からすのパンやさん/偕成社
- めっきらもっきらどおんどん/福音館書店
絵本に集中して、絵本の世界観へ吸い込まれるようなものを選んであげたいですね。絵本を通して、色々な気持ちを養っていけることもでき、絵本への興味も出てくるのではないかなと思います。
5歳児が興味を持ちやすい絵本
言葉の単語も増え、友だちや親にも自分の気持ちを言葉で話せるようになってくる時期!子どもが読みたい絵本を一緒に本屋さんに買いに行ってみるなどしてみるのもいいですね。自分で選んだ絵本に特別感を感じて、子どもが絵本に興味を持つきっかけにもなるのではないでしょうか。
- まゆとおに/福音館書店
- パンダ銭湯/絵本館
- けんかのきもち/ポプラ社
- おしいれのぼうけん/童心社
おすすめの本のほかに、子どもに絵本に興味を持ってもらうための入り口として、子どもが好きなものの図鑑などを読んでみるのもいいと思います。
まとめ
今回は、子どもが絵本に興味がないのはなぜなのかについて紹介してきました。親としては、想像力や語彙力を養っていくためにも絵本を好きになってほしいと思う気持ちもあると思います。
子どもが絵本に興味を持てない理由として2つ理由があげられました。
- 言葉や絵に興味を持てる年齢ではない
- 絵本の話の内容に興味を持てない
子どもの年齢や、興味に合わせた絵本を選んでいくのも大切となってきます。1冊読み切らないとという気持ちはなくして、子どもが興味を持っているページを楽しんだり、繰り返しの言葉が面白い絵本を読み聞かせてあげることで、子どもも少しずつ絵本に興味を示してくると思います。
絵本は楽しいものという認識をしてもらうことで、子どもの年齢が上がるごとにさらに集中して読み聞かせを楽しめるのではないでしょうか。ぜひ、読み聞かせをしている親も子どもと一緒に絵本を楽しんでみてくださいね!
最後までご覧いただきありがとうございました。
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