子供がプールの水が怖い!?水嫌い恐怖心を軽減させる3つのポイント

暖かい日が続くと、水遊びシーズン到来という感じですよね。

ただ子供とプールの前に「水が怖い」と思っているお子さんも多いはず。

夏になると本格的に学校や保育園など水遊びやプールの授業もあるので、『プール嫌い』や『水嫌い』は今のうちに改善させておきたい。

ということで今回は、『プール嫌い』や『水が怖い』子の恐怖心を軽減させる方法をご紹介したいと思います。

この記事でわかること
  • なぜ、子供は『水が怖い』と思うのか。
  • 『水が怖い』子の恐怖心軽減の為にできる対応。
  • 『水が怖い』子への普段からできる声かけ。
  • 『水が怖い』子供を持つ親の心構え。

 

早速、チェックしていきましょう。

目次

子供のプール嫌い「水が怖い」から?恐怖心を無くす【3つのポイント】

 

子供がプールを嫌がる理由でよく聞くのは『顔を水につけるのが怖い』等という水への恐怖心

確かにこの『顔を水につけるのが怖い』という理由よく聞きますが、そもそもなぜ子供は『水が怖い』と思うようになってしまったのかわからないですよね?

そんな大人になると気づき辛い子供の『水が怖い』という気持ちを軽くする為の3つの方法をご紹介したいと思います。

 

子供のプール嫌い『水が怖い』から?①恐怖心の震源地を知る

子供のプール嫌いは『水が怖い』という理由が多いと思いますが、お子さんの『水が怖い』と思うようになったきっかけを知っていますか?

 

『水が怖い』という恐怖心を軽減させる為にはまず、その恐怖心の震源地(きっかけ)を知ることが大事。

 

『水が怖い』と思うきっかけの例

  • お風呂で溺れかけた。
  • シャワーを頭からかけられて怖かった。
  • 目や耳に水が入ることの不快感。
  • 無理やり水の中に入れられたなどの怖い経験をした。

    子供が『水が怖い』と思うきっかけは様々ですが、『水が怖い』子供の恐怖心の震源地(きっかけ)を知ると子供が何どのようなときに怖がるのかがわかります。

     

    例えば、目や耳に水が入ることが不快と思っている子なら、顔まわりに水があまり当たらない洗面台などで少しずつ水に慣れさせるなどができますよね。

     

    そのように子供によって対応を変えつつ、手軽に始められるのは毎日行うこと(手洗いうがい、お風呂など)水に慣れさせることが水への恐怖心軽減の近道ではないでしょうか。

     

    では、その適切な声かけや対応とはどのように行えばいいかを確認していきましょう。

     

    子供のプール嫌い『水が怖い』から?②適切な対応方法

    昔は子供がプールなどで『水が怖く』てもショック療法のように、無理やり泳がせるということもあったようですが、トラウマになりかねないですし事故が起こる可能性もある為、無理やり「水に慣れさせる」ということは絶対にしないでください。

     

    では早速、子供も自分も毎日のすること(手洗いやお風呂)水が怖い』ではなく『楽しい』と思ってくれる対応方法をご紹介します。

    『水が怖い』子供の恐怖心軽減の為の対応方法

    • まずは自分(親や兄弟)が率先して水に触れるところを見せる。
    • リラックスした状態で水を使っていっしょに遊ぶ。
      (湯船の水を掛け合いっこしたり、水をぶくぶくしてみたり、じょうろなどおもちゃを使ったり)
    • ほんの少しでもできたら大袈裟なくらい褒める
    • 声かけをする

    子供は大人が思っている以上に人の気持ちに敏感なので、大人が楽しんでいると『楽しそう』と思ってくれますし、怖がってしまうかもと思っていると『怖い』と思ってしまいます。

     

    とにかく『水が怖い』子とのお風呂時間や水遊びは、水に対する恐怖心の軽減や克服の為ではなく『子供と楽しい時間を過ごす』ということを大事にしてあげましょう

     

    その上で、少しでも「水に触れた」や「泣かずに楽しめた」など出来たことを『褒める』と子供の自信につながるので大袈裟なくらい褒めてあげてください

     

    と言っても、大袈裟に褒めるってわからないという方もいらっしゃると思います。

     

    その「褒め方」や「声かけ方法」については下記で詳しく紹介していきたいとおもいます。

    子供のプール嫌い『水が怖い』から?③声かけの方法

    今年の夏は子供とプールに行って楽しみたいと思っている方も多いはず。

    でも『水が怖い』と思っている子供になんと声をかけたらいいのか迷ったりすることありますよね。

    『水が怖い』子への声かけ方法は様々ですが、『一緒に』と『意識』と『褒める』この3つがポイントです。

    なるべく『ネガティブ』な言葉は使わないようにして、できるだけ子供と楽しく過ごすことを大事にしましょう

     

    『水が怖い』『水嫌い』子の声かけ方法の例

    • これから何をするか見せたり、一緒にやろうと促すような声かけ
      水遊びを始めるる前など、「私(ママ・パパ)が先にやってみてもいい?一緒にやる?」など。
    • 水をちゃんと触っているということを意識させるような声かけ
      手を洗っているときなど、「温かいね」や「水きもちいね」など。
    • 楽しいやできたことを強調するように褒める
      お風呂など「チャプチャプいって楽しいね」「水が当たっても泣かずにできたよ!」「自分でお顔の水拭けたね」など。
    • ネガティブな言葉や他の子との比較はNG
      「またできなかった」「〜ちゃんはできてるよ」「お水触れないの?」など。

    子供ならず人間の脳というのは『良い記憶』よりも『嫌な記憶』の方が残りやすいもの。

     

    なので、できるだけ『水が怖い』ということに意識がいかないように「水遊びは楽しい」「水って面白い」ということに意識を向けるよう声かけしてあげましょう

     

    そして何より大事なのは『褒める』ことできなくても「こうすればできるよ」や「水に触ることはできたんだから大丈夫!」など、子供を伸ばすように褒めるのもとてもいい声かけだと思います。

     

    あとは、子供が水に顔をつけれるようになってきたら遊び感覚で秒数単位など潜る練習をしたり、目を開ける練習をしてみたり。

     

    少しずつ、子供のペースに合わせて水に慣れてもらいましょう。

    子供が『プール嫌い』『水が怖い』子を持つ親が気をつけるポイント

    子供がプール嫌いでも水への恐怖心を改善させる為に頑張っている。

    そんな頑張っている子供へ周りのサポートは必須ですよね。

    ですが、お父さんお母さん側が気をつけるポイントがあります。

    水への恐怖心がある子を持つ親の注意点

    • 子供ができなくても怒らないようにしましょう。
    • 焦らずゆっくり見守ってあげましょう。
    • 学校や保育園、習い事などで何か言われても子供の1番の理解者になってあげましょう。

    他人の意見は親であれば誰しも気になるもの、ましてや『できてない』などのネガティブなことはやっぱりできるようにしたいと思ってしまうもの。

    ですが、子供の水への恐怖心改善に大人が躍起になって頑張ってしまうとそれこそ、子供がトラウマや水恐怖症(ハイドロフォビア)になってしまう可能性もあります。

    なので、できるだけ大人側も頑張りすぎず子供のプレッシャーになるようなことは言わないようにしてゆっくり時間をかけて水に慣れさせましょう

     

    親としてできることは、サポートしてあげて時として見守ることです。

     

    まとめ

    今回は、子供の『プール嫌い』や『水が怖い』子供の水への恐怖心を軽減させるための方法を紹介してきました。

    これまでの内容をまとめたいと思います。

    まとめ
    • まずは水への恐怖心の震源地(きっかけ)を知ること。
    • 震源地(きっかけ)がわかったらどのように対応するか決める。
    • 毎日行うこと(手洗い、お風呂)で水に慣れてさせる。
    • 水に慣れて欲しいからと無理やり慣れさせようとすることは絶対NG
    • まずは自分や周りが率先してお手本を見せる。
    • リラックスした状態で水で遊んだり、少しでもできたら大袈裟に褒める。
    • 子供に水が楽しいと思ってもらう時間を大事にする。
    • 子供への声かけは『一緒に』と『意識』と『褒める』がポイント。
    • 声かけの時はできるだけネガティブな言葉は使わない。
    • 子供が水嫌いでも親は『頑張りすぎず、怒らず、焦らず、見守る』こと。

    子供のうちは、未知なものや知らないもの違和感のあるものが怖いもの。

     

    その恐怖心を、どう表現していいかわからず泣いてしまったり、怒ったりするものですが、親としてサポートしつつ見守ってあげる、ときにはおもちゃで宥めたりお菓子などで機嫌をとってみる。

     

    子育てに正解はないので、その家庭それぞれでやり方を変えて二人三脚で『水嫌い』を克服できるといいですね。

     

    よかったらシェアしてね!
    • URLをコピーしました!
    • URLをコピーしました!

    この記事を書いた人

    3歳になる息子と0歳の息子の子育てをしながらライターとして活動中。

    最近は子育てに関するお役立ち情報を発信しつつ、隙間時間で読書や筋トレ映画鑑賞が趣味。

    コメント

    コメントする

    目次